泌尿器科のご案内
泌尿器のお悩みをなんでもお気軽にご相談ください。
排尿困難、頻尿、尿失禁、 小児泌尿器科、尿路性器の腫瘍、尿路結石、尿路感染症、ED、男性不妊症、 男性更年期障害等
症状紹介
※各症状をクリックすると解説をご覧になれます。
おしっこが近い(尿の回数が多い)
一般的には日中8回以上排尿することを頻尿といいますが、厳密な定義があるわけではなく、それ以下の回数でもご本人が困っていれば治療対象となります。
原因としては過活動膀胱や膀胱炎など膀胱に異常がある場合、前立腺肥大症などの下部尿路に異常がある場合、心因性など種々の疾患があげられます。
また糖尿病などにより、一日の尿量が増加する多尿の場合、膀胱の機能が低下し、出きらないため尿が残ってしまう場合もあり、これらの原因によって治療法は大きく異なります。
夜おしっこで何度も目が覚める
夜1回以上排尿のために起きることをいいます。日本では40歳以上で4500万人程度がこの症状を有しているといわれています。夜間頻尿患者は加齢とともに割合が増加しており、その原因として糖尿病、高血圧などの多尿の原因となりうる基礎疾患、膀胱容量の減少、腎機能低下、睡眠障害などがあります。
治療のスタートとゴールはこの症状によって困っているかどうか(生活の質に影響しているかどうか)、であり同じ症状でも困っていれば治療対象となり特段困っていなければ必ずしも治療する必要はありません。
くしゃみをしたり立ち上がろうとすると漏れてしまう
くしゃみや咳をする、立ち上がろうとしたり重い荷物を持とうとしたりすると尿が漏れてしまうことを腹圧性尿失禁といいます。特に女性に多く、出産、加齢や肥満などにより膀胱の出口を閉じる尿道括約筋を含む骨盤底筋群が緩むことによって起こります。まずは体操(骨盤底筋体操)により症状の緩和を図りますが、ダイエットと同じく、ある程度の期間(2か月以上)継続して行うことが必要です。手術を行うこともあります。
尿意を感じると我慢できない(切迫感が強い)
不意に尿意を感じたり、尿意を感じると我慢できずに漏れてしまうことを切迫性尿失禁といいます。過活動膀胱もこのタイプの失禁を引き起こします。このタイプの失禁を患っている方は旅行や仕事など日常生活に多大な支障が出ることが多く、生活の質を大きく低下させます。この10年ほどで副作用が小さく効果的な飲み薬が何種類か発売され、効果を上げています。
おしっこをするときに痛み、違和感を感じる
女性で最も多いのは膀胱に細菌が入り炎症が起きる細菌性膀胱炎、男性だと慢性前立腺炎や尿道炎です。膀胱結石や下部尿管結石でもこのような症状を伴うことがあります。クラミジアや淋菌による尿道炎の場合、自覚症状の有無に関わらずパートナーも同時に検査、治療する必要があります。
おしっこが出にくい、勢いが弱い、時間がかかる
排尿障害として最も一般的な症状の一つであり、男性の場合前立腺肥大症が原因であることが最も多く、女性では膀胱機能が低下する神経因性膀胱の割合がおおいです。前立腺肥大症とは加齢とともに膀胱の出口にあり、内部を尿の通る道(尿道)が貫いている前立腺という組織が肥大することにより種々の排尿障害が出る疾患です。前立腺肥大症も現在はまずは飲み薬による治療を行い、薬による効果が不十分な場合手術を行います。
おしっこが出ない
尿意を感じてトイレに駆け込んでも一滴も尿が出ない場合を尿閉といいます。多くは前立腺肥大症を持った方が肥大症の進行、飲酒、風邪薬や抗うつ薬などの服用で排尿症状が悪化することにより起こります。一時的に尿道に管を入れる必要があり、再発の危険性から可能なら手術をお勧めしています。
尿に血が混じる、あるいは健診などで尿潜血が指摘された
尿に血が混じることを血尿といいます。目で見て気がつくときと見た目はきれいですが健診などで指摘されるときがあります。痛みを伴う血尿は膀胱炎、尿路結石を疑います。注意が必要なのは痛みなど自覚症状のない血尿であり、この場合膀胱や尿管の癌の初発症状のことがあります。痛みがないからと軽く考えず、すぐに泌尿器科を受診してください。
健診などでPSAが高いといわれた
PSAとは前立腺癌の腫瘍マーカーで、前立腺癌の精査が必要かどうかの指標となります。ただ、PSAは前立腺に異常があれば高くなるため、前立腺癌だけでなく、前立腺肥大症、前立腺炎などその他の前立腺の病気でも異常値を示し、また加齢でも上昇する傾向があります。前立腺癌の早期発見のためにも、異常値が指摘されたら早めに泌尿器科を受診することをお勧めします。
睾丸が痛い、睾丸が腫れた
陰のうと呼ばれる袋状の組織の中には精子をつくる睾丸(精巣)および精子を運ぶ精管につながる副睾丸(精巣上体)があります。この部位に痛みが出たときのほとんどは、精巣上体に細菌などが感染する精巣上体炎が原因です。この場合、抗菌薬による加療と安静が必要で、重症の場合入院による点滴加療が必要になることがあります。身近な人におたふく風邪の方がいた場合、精巣そのものに炎症が起こる精巣炎のことがあります。
精巣が硬く大きく腫れてきたが痛みはあまりない、といった場合、精巣腫瘍を疑います。精巣腫瘍は一刻も早い治療が必要となるため、痛みがないから、恥ずかしいからと放置するのではなくすぐに受診するようにしてください。
腎、尿管に結石があるといわれた
健診などで腎臓に結石があるといわれた場合、問題となるのはその結石のサイズです。腎結石は無症状であり、一般的に8〜10mm程度までの大きさであれば自然排石が期待でき、数カ月おきにサイズの変化を見ながら待ちます。ただ、10mmを超えるサイズでは自然排石が期待できないため、通常体外衝撃波による破砕や手術が必要となります。尿管結石は夜間、未明に突然の右か左に限局する背中の痛みで発症することが多く、その痛みはきわめて強いのが特徴です。当院では三田市民病院等近隣の病院と連携しつつ、最適な治療を提案いたします。
勃起しにくくなった(ED)
勃起不全のリスク因子として、喫煙、肥満、うつ病、糖尿病などさまざまな病気があります。基礎となる病気の治療が重要となりますが、近年勃起不全に対する改善薬が、自費診療(保険診療ではなく全額自己負担)ではありますがいくつか発売されております。基礎疾患によっては処方できかねる場合がありますが、ご希望の方はご相談ください。希望の剤形、容量がない場合、処方箋を発行いたします。
薄毛に悩んでいる(男性)
近年増加している男性型脱毛症に対して、当院ではジェネリック薬を院内で処方しております。自費診療となりますがお気軽にご相談ください。また、近日中に新薬の発売が予定されており、導入を検討しております。

 

 



三田市 泌尿器科 きしもと泌尿器科クリニック
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